FAQでのユーザー自己解決による効果
point1 問合せ対応の負担減
FAQをしっかり運用することで、ユーザの自己解決率が上がります。その結果、ユーザがFAQのみで問題解決できたため問い合わせの電話が減少します。
問合せの電話が減少しますので、これまでコストとなっていた問い合わせ電話の対応の時間やその負担、コストも減少します。
point2 お客様信頼度アップ
FAQでユーザが自己解決できると、その会社をしっかりした会社と感じるようになり、その結果ユーザのサービスに対する信頼度アップにつながります。
お客様の信頼度を上げることで、他の製品やサービスについても安心感が生まれ、結果として売り上げにも貢献していきます。
以上のように、FAQはウェブサイトの片隅で存在している1ページではなく、しっかり運用することで、スタッフの負担・コスト削減、さらには信頼度アップ・売上アップに貢献するページとなります。
FAQマネジメント
FAQのマネジメントは、まさにPDCAです。
(1)Plan – FAQの準備 – |
まずはFAQを準備します。これまで使用していたもの、または、電話対応の履歴やこれまでの資料をまとめてFAQを作成します。 |
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(2)Do – FAQの公開 – |
準備したFAQをFAQシステムに投入し、ウェブサイトに公開します。 |
(3)Check – FAQの分析 – |
FAQがユーザによってどのように閲覧させているかをチェック・分析します。FAQの閲覧が多いもの、FAQが見られているのに電話が多いもの、検索したが見つかっていないもの等、ユーザの求めている情報を分析します。 |
(4)Action – FAQのアップデート – |
分析の結果をもとに、FAQの追加・修正、キーワードとの関連付け等をFAQのアップデートを行います。 |
そして、定期的に分析を行いFAQをブラッシュアップしていきます。
LA-QARYを活用したFAQ PDCA
LA-QARYを活用してFAQのPDCAを運用する例です。
(1)Plan LA-QARYに導入するFAQを100件準備します。
スタート時点では、現在ウェブサイトに公開している、または公開しようとしているFAQを100件程度準備してください。この時点ではすべてのFAQを網羅する必要はありません。PDCAによって必要に応じて追加・修正を行っていきますので、まずは主なFAQを準備しスタートすることが重要です。
運用が開始されたら、分析結果をもとに改善方法を計画し、今後の効果測定のために改善内容をまとめておきます。
(2)Do LA-QARYに公開されたFAQの様子をみていきます。
公開したFAQを運用して様子を見ていきます。
(3)Check Web管理ページで、よく検索されているFAQ・クリックされているキーワード等を分析します。
LA-QARYのWeb管理ページで定期的に分析情報を確認します。分析ページでは多くクリックされているキーワードやFAQ、またFAQがヒットしなかったキーワードなどをチェックすることができます。
また、月に1度弊社から分析レポートを送りますので、改善案を見て状況を分析します。
(4)Action FAQの更新・キーワードの更新を行います。
分析レポートを検討し、FAQを追加・更新します。追加・更新が完了したらPlanに戻って改善方法をまとめます。
LA-QARYを活用してFAQのPDCAを運用していくことで、ユーザが必要としている情報を提供することができるようになり、FAQの効果を上げることができます。